野球部マネージャーの佐倉は、ある時先輩である井出の肩の故障を知る。
このまま投げさせても誰のためにもならないと、
監督は最後の大会のスターティングメンバーから彼を外す。
泣きながら帰路につく井出を見た佐倉はいてもたってもいられなくなり、
監督に直談判するが…
『……そうだなあ…
お前の態度によっちゃあ考えてやってもいい』
『! はい! ありがとうございます!』
『とりあえず服脱げ』
唐突な要求に息を飲む。
悩みながらも、これで試合に出られるならと体を差し出す佐倉。
体中を触られ、蹂躙されながらも、
ひたすら彼のために耐え続ける──…
『なかなかいい体してんじゃねぇか佐倉ぁ』
『拒否権あると思ってんのか
俺を歓ばすことだけ考えろ』
『最低でも指3本は咥えられるぐらいグズグズにほぐさねぇとなあ』
そして迎えたスタメン登録の日、
監督は佐倉の甲斐甲斐しい説得について井出に話してしまう…
『ずっと先輩のためと思ってやってきたことが
間違ってたとしたら──……?』